
ソーヴィニヨン・ブランの収穫が、無事完了しました。
今年は4,105kgを収穫。
昨年の1,992kgから、収穫量は大きく回復しました。
なにより、量以上に大きな手応えとなったのが果実の状態です。糖度・酸度・pHを分析した結果、これまでで最も良好なバランスとなりました。
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能登半島地震では、地盤の隆起に伴う地割れで多くの根が損傷し、約20%の樹が枯死。残ったブドウ樹がもう一度しっかりと根を張れるよう、地割れを埋め、垣根を補強し、一本一本の状態を見ながら手を入れてきました。
そして今年、改めて感じたのが、能登半島西海岸という土地の力です。
比較的病害が発生しにくい環境に加え、夜間には冷涼な西風が吹く。夜の気温が下がることで果実の呼吸が穏やかになり、成熟が進んでも酸が保たれやすくなります。糖度と酸のバランスを考えるうえでも、この場所ならではの大切な特性です。
もちろん、自然の条件だけで良いブドウが育つわけではありません。
スタッフとボランティアの皆さまと、枝葉を整えて果実の周囲に光と風を通し、獣害への対策も重ねてきました。こうした地道な仕事が健全な果実につながっていることを、今年のブドウを見て実感しています。
この土地らしさがあり、樹々の生命力があり、そこに人の手が加わる。そのどれが欠けても、今年の実りにはたどり着けなかったと思います。
来週からは、メルロー、シャルドネ、セミヨンの収穫へ。県内外から、また多くの方々がお手伝いに来てくださる予定です。
少しずつ、本来の力を取り戻していく畑。
畑が応えてくれた今年の実りを、ここからは私たちの手で、ワインへと醸していきます。
