ワイナリー通信

Journal

2019.05/17 ワインづくり日記

とろける夕陽とともに

オレンジ色のグラデーションに染まる能登の絶景。冬シーズン中、山の向こう側にひっそり隠れていた夕陽が、夏に向けてゆっくりと動きはじめました。とろける夕陽の光に包まれながら、ワインを片手に過ごすディナータイムの美しさといったら…。最終的には、ワイナリーの眼下に広がる海のセンター位置へ。これ以上ないほどのベスポジなのです。

ひたすら、うっとり。


こちら、メインのブドウ畑。ワイナリー(醸造所)から車で15分ほどの場所にある皆月というエリアでは、ソーヴィニヨンブラン を中心にさまざまな欧州系品種のブドウが植わっています。ここ数年のなかで、一番安定したお天気がつづく春うららかなブドウ畑。次から次へと出てくる愛らしい花芽たち。


『今年は、何かが違う気がする』

緩やかな斜面に広がる樹1本1本をじっくり眺めながら、ぷっくりと膨らんだ新芽の数や若葉の質感、花芽のコンディションがとても良いことに気づくこの頃。一方、期待すればするほど直後にどっと押し寄せるのは大きな不安の波。自然相手に「絶対」や「大丈夫」なんてありえないと分かりつつも、心のどこかでワクワクしてしまう。

そんな令和元年のブドウ栽培、ワイン造りのハイシーズンが始まろうとしています。