2024.02/21 News

ハイディワイナリーにおける震災状況について（2/21 現在）

1/1の大地震から約50日間が過ぎました。
多くの方々から温かい応援のお言葉をいただき、心より感謝しております。
現在のハイディワイナリーの状況等について、お知らせ致します。

【販売業務】
役員および社員は一人も欠けることなく、販売業務を可能な範囲で再開しております。
ただし、輪島市門前町にある醸造所併設のワインショップおよびレストランは休業しており、通信販売のみの対応とさせていただいております。

弊社のワインをご購入希望の方は、弊社のホームページ内の通販サイト又は、お取り扱いのある酒類販売店にてお買い求めをお願い申し上げます。

なお、震度７による地震の影響により、瓶同士が擦れて傷がついているものもありますが、問題ないとおっしゃっていただけているお客様にのみ発送しております。

ラベルについては、保管中に貼付しておりませんので傷はありません。
ただ、瓶の口部分や側面の傷が看過できない場合は、安全上販売を行いませんのでご安心ください。

【醸造業務】
電気は通りましたが、上水道の断水状態が続いており、醸造作業および瓶詰作業に支障が出ております。
３月下旬までに復旧することを祈るばかりです。

【ぶどう栽培業務】
拠点としている醸造所から皆月のブドウ畑まで、従来の「おさよトンネル」を使用して片道２０分ほどでしたが、崩落により使用不可の状態となり、旧道の復旧が急がれてました。

つい先日、山道の旧道が一般車も使用可能となる見込みとなったため、現在、少しずつですが、地割れやうねりによって壊れた仕立ての復旧に取り掛かっております。

ただ、時間を要するため、冬季（12月～３月）に実施する必要がある剪定・枝払い・誘引がほとんど手つかずの状態です。

【お願い】
〜ブドウ畑作業のお手伝いいただける方を緊急に募集します〜

３月９日(土)から３月１５日(金)までの１週間の間に、ぶどう畑の作業（剪定・枝払い・誘引）を手伝っていただける方がいらっしゃいましたら、ぜひご協力をお願いします。

募集期間は３月７日(木)までとなります。

現在、自社の社員は仕立ての補修作業で手一杯で、ブドウ畑の作業まで手が回らない状況です。

上記ブドウ畑の作業が終わらず春の芽吹きが始まってしまうと、樹が酷くダメージを負い、ウイルスや病気が蔓延してしまいブドウ生育が手遅れとなってしまいます。

依然、防除のための水資源の確保の問題や、緊急補修しただけの仕立てが倒れてしまうリスクも十分にあり、その都度対応に追われると思いますが、今年もブドウ収穫を行いワインを欲しいと言ってくださる方々にお送りしたいと思っております。

ブドウ畑を生かし、ブドウを収穫するために、お力添えをお願い申し上げます。
お申込方法は下記フォームからお願いします。

※地図など、追加情報等は後日直接メールにてお送りします。

※車・ガソリン・装備・食料の手配はこちらでは難しいです。(ハサミなど若干であれば備品をお渡しすることは可能です。)

※トイレにつきまして、屋内トイレは断水で使用不可の場所であり、ホームセンターなどで販売している非常用簡易トイレを持参していただき、ゴミなどもお持ち帰りいただく必要があります。(通り道にある道の駅には仮設トイレがありますが、ブドウ畑周辺にはありません。)

ご協力いただける方がいらっしゃいましたら、何卒よろしくお願いいたします。

〜作業内容〜
剪定と誘引については、できれば２年(冬期２回)以上の栽培経験をお持ちの方で、ギュイヨ・サンプル式、ギュイヨ・ドューブル式、コルドン式が実践可能な方にお願いします。

ハイディワイナリーのブドウ畑は、３種全てを取り入れております。研修や指導はしませんので、自身の裁量で剪定および誘引をお願いします。

もう１つの作業として、枝払い(蔓取り)はどなたでも手伝っていただけます。剪定後の残った枝を手やハサミで除去して集める作業です。病気等を発生させないための重要な作業となります。

〜作業日時〜
お一人当たり一日のみでお願いいたします。宿泊場所はありませんし、車中泊も難しく、ただでさえお身体の負担がありますので事故などを避けるためとなります。

また、朝８時から夕方１６時までの最大８時間でお願いしたいと思います。
特に帰り路では、路面の状況が悪く夜間になると事故に繋がる恐れがあるため、日が出ているうちに西山IC以南へ着くことが望ましいと存じます。

もちろん、朝は９時や１０時に到着され、１４時や１５時に帰路に着かれても問題ありません。
移動のためのおおよその目安ですが、金沢駅から車で片道３時間３０分ほどとなります。

お知らせ